【瀬戸内リトリート 青凪10周年記念プラン】で半露天温泉スイートのフォレストビューのお部屋に宿泊しました。松山を巡ったあと、しまなみ街道へ向かう拠点として家内の希望で選びましたが、期待を上回る滞在となりました。
安藤忠雄が大王製紙の美術館兼ゲストハウス(エリエールスクエア松山)として設計した建物を10年前からホテルにリノベして利用しています。美術館として設計されたとても贅沢な造りであり、今も所々に展示されている美術品と共に、静寂な空間と行き届いたサービスの中で、非日常を味わうことができました。
建物自体は1998年の竣工から30年弱が経過しようとしていますが、安藤忠雄の象徴であるコンクリート打放しは美しく維持されており、空間の切り方が成す絶妙な光の構成に設計者の思いを感じることが出来ました。ここに来る前に同じく安藤忠雄設計の「坂の上の雲ミュージアム」を見て来ましたが、別次元の感動を覚えた次第です。
客室は1フロア1室の広々とした構成であり、片側全面ガラス張りで外部と一体となった開放感溢れる空間でした。半露天風呂には寝湯が併設されとおり、芯から温まることが出来ます。1日7組が独占できる共用空間を含めると、これほど贅沢でコスパの高いホテルを他に知りません。
特典で利用したプライベートプールも贅沢な体験でしたが、併設されていたサウナの温度が私には低く十分な汗をかくことが出来ず、少し残念でした。
夕食は10周年記念プランの創作日本料理でどれも美味しかったのですが、メインの後に出て来た「蒸し鮑胡麻豆腐」にひときわ感動を覚えました。美味しい料理は数あれど、もう一度食べに来たくなるものは早々ありません。この胡麻豆腐はその食感と胡麻ソースとの絶妙なコンビネーションに5時間掛けてもまた来たいと思わせてくれた一品でした。
朝食も一品一品が丁寧に仕事されていることが伝わってきました。料理長に感謝です。
また、スタッフの皆さまの対応も素晴らしく、とてもよい滞在となりました。
ありがとうございました。